アルバス・ダンブルドアのまえがきにいみじくも書かれているように、クィディッチは、職業にかかわりなく、すべての魔女、魔法使いを結びつけ、興奮を、勝利を、そして（チャドリー・キャノンズのファンにとっては）絶望の時を共にすることができる競技です。クィアディッチ湿原でその原型が生まれた11世紀の昔から、洗練されたスポーツとして楽しまれる現在まで、その事実に変わりはありません。どういうところがそう言えるのか、その答えはこの本を読んでみて、ぜひご自分で見つけてほしいと思います。かつて、クィディッチの試合で審判を務められるのは、誰よりも勇敢な魔女や魔法使いだけでした。いったいどうしてか、その理由をご存知ですか？ あるいは、「トランシルバニア・タックル」と「ウロンゴング・シミー」の見分け方をご存知ですか？ 著者であるケニルワージー・ウィスプは、読めば目からうろこが落ちること間違いなしの、ホグワーツの図書館でも大人気のこの本の中で、クィディッチという輝かしい競技の手に汗握る魅力から、危険と隣り合わせの欠点まで、すべてをつまびらかにしています。 この電子書籍の売上金*の一部（15%以上）はコミック・リリー